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| 「サンペレグリノは喉越しがよくておいしいですよね。個人的にすごく思い入れがあるんですよ」と日高シェフ。 この水とシェフとの出会いは86年。修業のために初めてイタリアに渡ったときのことである。 「ミラノに着いて最初に行ったトラットリアで飲んだんです。まず、一口めはあの刺激にびっくり。ガス入りのミネラルウォーターのことは知っていたけれど、あんなインパクトのある水は生まれて初めてでしたからね。そして、二口、三口と飲み進めていくうちに、水自体の味が分かるようになってきて、なんておいしいんだろうって感動しました。当時、日本からミラノまで乗り継ぎで24時間くらいかかったんですけど、長旅の疲れがふっと軽くなったことを今でもよく覚えています」。 イタリア到着と同時に受けたサンペレグリノの洗礼。以来、すっかりこの水のファンになってしまった、という訳だ。 |
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「修業先の厨房のなかでも、スタッフ全員が自分用のミネラルウォーターを飲みながら仕事をしているんですよ。まかないの食事中も、ガス入りの水に少しワインをたらして飲んだりしてね。日本では考えられない光景でしたから、いかにミネラルウォーターがイタリア人の生活に根ざしているのかを実感しましたね」。 事実、イタリアのミネラルウォーターの消費量は世界一、という統計がでている。イタリアの高級店では当たり前のように「ガスあり?ガスなし?」と聞いてくる。食卓の上にミネラルウォーターは欠かせない存在なのだ。 「料理、ワイン、そして水。イタリア料理ではこの3つのバランスが大事なんです」。 |
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| では実際にサンペレグリノにはどんなものを合わせるといいのだろう。 「パスタ、肉、魚とオールマイティに合わせられるけれど、特に揚げ物系や塩気を感じる料理との相性は抜群。お勧めは小魚のフリット。口の中で充分な塩気を感じた後で、軽めの白ワインを含んでまろやかな変化を楽しみ、その後でこの水を飲むと、すごくいいあと味が残る。揚げ物の油分をさっぱりと流す効果もあります」。 このおいしい方程式、ぜひとも覚えておきたいものである。 |
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