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13世紀のイタリアでは、フランチェスコ会やドミニコ会修道会が作られ、修道士や巡礼者たちが布教活動のためにヨーロッパ各地を訪れていました。サンペレグリノ・テルメに訪れた巡礼者たちは長旅の疲れをいやすためにこの地の湧き水を飲んでいたといわれます。以降、その水は「神の与え給うた奇跡の水」と評判になり、泉に聖者サン・ペレグリノの名が付けられました。 |
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その後、サンペレグリノはミラノ、ベルガモ、そしてサンペレグリノ・テルメ一帯の領主であったヴィスコンティ家をはじめとする貴族階級に広まりました。ミラノで晩年を送ったダ・ビンチもこの水を飲んだ、とされています。
さらに、19世紀半ばにはこの町に温泉治療施設が誕生し、上流階級の社交場となりました。当時、温泉治療は王侯貴族の保養、今なら癒しの場であり、イタリア各地からはもちろん、ヨーロッパ各国からも大勢が訪れるようになったのです。
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20世紀に入り、ヨーロッパ各地のリゾートにならって、サンペレグリノ・テルメの町を流れるブレンバナ河畔にも豪華絢爛なグランドホテルが建てられました。
なかでも、丘の上に建つグランドカジノは、サンペレグリノのラベルにも描かれる壮大な建物。中には「飲水ホール」があり、床は総大理石、壁は一面
フレスコ画で飾られ、この水がどれだけ大切にされていたかが、よく分かります。 |
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サンペレグリノの泉の水は、1899年には商品としてボトリングされ、輸出が始まりました。世界各国から高級リゾートであるサンペレグリノ・テルメに集う人々。その人の往来に連れてサンペレグリノも世界へ広まっています。今では世界100カ国以上に輸出されている「イタリアの顔」と言えるでしょう。 |
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