Ciao! リヴィオ・ヴォゲラです。トリノオリンピックの感動がまだ冷めやらぬ毎日です。日本では時差があるから、みなさん寝不足続きだったのではないでしょうか?
女子フィギュア荒川選手の金メダル、おめでとうございます! スキー好きの僕ですが、フィギアスケートの試合はちゃんと見てましたよ。本当に素敵な演技でした。閉会式の晩に僕もトリノ市内まで出掛けてみました。街中きれいにライトアップされ、みんな深夜まで盛り上がってましたよ。 |
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さて、“冬季オリンピック”とは言え、イタリアの太陽はすでに会期中から日に日に力強くなってきていて、今や日中はすっかり春の陽射し。実はワイン作りの現場では今この時期がブドウの樹木たちを深い眠りから目覚めさせる大切な“始まり”の時期に当たります。我が家の畑でも、不要な枝を刈り込んで落としていく「剪定」の作業がすでに始まってます。今年は雪、雨ともに多くて冷え込みましたが、植物であるブドウにとってはしっかりとした季節感、つまり適度な寒さや湿度があるのが理想的といわれます。冬の間、樹木はただ休眠しているように見えるけれど、厳しい環境を耐え忍ぶことによって春に力強い芽を出すためのエネルギーを根や幹に蓄えることができるんです。記念すべきオリンピック・イヤーの今年「2006年」のブドウのスタート・ダッシュはなかなか良い状況ですよ! |
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ところで、ここでみなさんに是非お知らせしたいことがあります!僕の初プロデュース・ワイン「2000年」ヴィンテージのバルバレスコが今春、日本でもリリースされることになりました!! パチパチパチ〜(拍手!)。満足いくまでがんばった僕の自信作です! ちなみにこれが僕のデビュー作になるんですよ。これでやっと“一人前”になれたようですっごく嬉しいです。僕のスタート・ダッシュもまずまず、といったところですかねぇ、エヘヘ。
なーんて生意気なことを言って浮かれてるとウチの親父に怒られるので、ここは逆に気を引き締めて、作り手として毎年が研鑚だと思って頑張りますッ。 |
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僕のワイン作りの哲学は、「その年その年のブドウの出来を見極め、すべてのブドウと対話しながらワインにすること」です。ワインの“味わい”の90%以上は畑でのブドウの出来で決まる、と思っています。だから毎年違いが出て当然。その中で「その年らしさ」や「バルバレスコらしさ」、そして「僕らしさ」を、いかに保ちながら表現していくか…。うーん、あと何回春を迎えれば、そこに“迷い無き信念”が兼ね備わっているのかなぁ…。どうやら先の長いレースになりそうです。だって僕の醸造家人生はまだスタートしたばかりなんですから!
ではみなさん、またいつかどこかで。Ciao!
※『ヴォゲラ一家のぶどう便り〜ピエモンテのワイナリーから〜』は今回が最終回です。ご愛読ありがとうございました。
©Ritz ITABASHI 2006 |
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