イチオシリストランテ
もっと知りたい!イタリア料理
山間部が多く、酪農が盛んな北部。気候温暖で肥沃な土地の中部。地中海気候でアフリカ、中近東文化などの影響を受ける南部。そんなイタリアには地域や風土を反映した“郷土料理”がたくさんあります。このコーナーでは代表的な料理を紹介しながら、本場の味が愉しめるイチオシリストランテもご紹介します。
北部の料理
中部の料理
南部の料理
[ポレンタ] [リゾット] [パルマハム] [ピチ] [トリッパ] [ディアボラ] [唐辛子] [ウイキョウ] [ピッツァ]
[タレッジオ] [バルサミコ] [手打ちパスタ] [カッチャトーラ] [マグロ] [魚介類]
魚とウイキョウが決め手のシチリア料理
 イタリア半島の最南端にあるのがシチリア島。日本の四国より少し大きく、地中海最大の島です。オレンジ、レモン、アーモンド、オリーブ、ウイキョウなどの産地で、イタリア随一の野菜や果物の宝庫として知られています。また、イタリア一漁業が盛んなので、魚介類が多く食されています。

 シチリアの郷土料理としては「イワシとウイキョウのパスタ」が有名。風味豊かなウイキョウはどんな魚とも相性がよく、素材そのものの味や旨味を引き出すので、他にも様々な魚介類料理に用いられます。
スズキと生ハムソテー オレンジとウイキョウ風味
トラットリア フィアンマ<広尾>
「このウイキョウは、福岡から産直で届けられる新鮮なもの。“季節の味”を生かそうと考えて、今が旬のスズキとウイキョウを組み合わせ、オレンジとマルサラ酒を用いて、シチリア風に」(矢野シェフ談)
 幼い頃からスパゲッティが大好きで、イタリア料理ひとすじという総料理長、矢野昌司さん。イタリアで初めてミシュランの3つ星を受賞したグアルティエーロ・マルケージさんの作ったスズキとウイキョウを白ワインで蒸し煮した「スズキのフィレ・ウイキョウ風味」を味わったことが、ヒントになったそう。食材そのものの持ち味を生かし、何ひとつ無駄にしないマルケージさんの料理方法に、「これが自分のやりたかった料理!」と強く感じたのだとか。このマルケージさんのリチェッタを矢野シェフがアレンジして生まれたのが「スズキと生ハムソテー ウイキョウとオレンジ風味」です。

 スズキとウイキョウを使ったシチリア料理なのに、「どこかで出会ったことのある、懐かしい味」のする一品。遠く離れたシチリア島でも、日本と同じく魚介類が豊富に食されているからかもしれません。
「僕がパスタ好き、ということもあって、うちの手打ちパスタもぜひ味わっていただきたい。タリオリーニやキターラの他、リグーリア州伝統の“コルツェッティ”や南部プーリア州の“カヴァテッリ”なども手掛けています。なお、その日によって手打ちパスタのメニューが異なるので、ぜひご確認を! 何百種類とあるパスタですが、各々の生地の配合が違うため、うちではそば粉を含めたり、色を加えたりなどして、食感、味、香りに変化を出しています。まだ、日本に紹介されていないものを今後は作っていきたいですね」(矢野シェフ談)
リストランテ詳細情報
「トラットリア フィアンマ」
住所
東京都渋谷区恵比寿2-23-3
tel:03-5488-7788
fax
:03-5488-7788
営業時間
11時30分〜15時【14時(L.O.)】
17時30分〜23時【22時(L.O.)】
定休日:日曜日
※広尾駅より徒歩5分ほど。
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