本からはミラノ、ローマで乗り継ぎ、カラブリア州内の3つの空港、ラメツィア・テルメ(サンテウフェミア空港)、レッジョ・カラブリア、クロトーネへアクセスできる。ミラノからは約1時間半、ローマからは約1時間。列車では、ナポリ中央駅から4、5時間。
ラブリアの歴史は旧石器時代まで遡ります。この時代、さまざまな人種の人々がカラブリアに住み始めました。カラブリアは、地中海沿岸の人々やその文明との関係を発展させたイタリアで最初の場所“First Italy”と考えられています。紀元前8〜7世紀にギリシャによって植民地化されると、その後はイタリア半島南部の他州と同様に、ローマ、ビザンチン、ノルマン、スペイン、ブルボン朝と外からの勢力の支配が移り変わり、主体的な政体をもつことはないまま、1860年、イタリア王国へ組み入れられました。時代の変遷にもかかわらず、現在も当時の様子を残している歴史的にも興味深い州としても知られています。
代ギリシア植民地として知られるカラブリアでは、紀元前の文化を今に伝える遺跡などが多く点在しています。中でも代表的なのはレッジョ・ディ・カラブリアの国立博物館(Museo Nazionale)。ここにはギリシャ時代の仮面像やハト、イチジク、ブドウのテラコッタなど各地からの出土品が豊富に保存されています。特に有名なのは、1972年、イオニア海から引きあげられたギリシャ時代のブロンズ像2体。I Bronzi di Riace(リアーチェの戦士たち)とよばれる美しいギリシャ時代の男性像は一見の価値があります。紀元前5世紀ギリシャの植民都市としてカラブリアが栄えた頃のもので、ひきしまった肉体を持つブロンズ像は、世界的な芸術品のひとつに数えられています。
の向こうにシチリア島が見えるカラブリアでは、海岸線を歩くことも楽しみのひとつです。イオニア海とティレニア海に囲まれた海岸沿いには自然が作り出した岩々がそびえています。約800kmに及ぶ海岸線は、岩礁や砂浜、地中海性植物、透明で清らかな海水といった美しい自然に満ち溢れています。もちろん、水上スキーやダイビングなど海のリゾートととしても楽しめます。
陸部は、アペニン山脈の最南端を構成するアスプロモンテ山(標高1955m)を中心とした山岳地帯になります。大きな山は森に覆われ、湖が点在しており、緑色と青い空のコントラストが美しい光景に出会えます。運がよければ鹿やイノシシなどの野生動物の姿が見られることもあります。カヌーやスキー、トレッキング、アグリーツーリズモに参加するなど、バラエティ豊かなバカンスを過ごすことができます。山脈沿いには、1000年来の伝統豊かな古都が散在しています。
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