イタリアから届きました 2003年3月21日公開 映画「Pinocchio」特集
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あなたにとってピノッキオとは?
ロベルト・ベニーニが監督、主演する映画版『ピノッキオ』にイタリアじゅうが熱狂している様子を見て、「?」と思われた方も多いのでは。実は、「ピノッキオ」はイタリア生まれ。それも聖書、コーランに続いて世界で3番目に翻訳数が多いほど有名な作品なのです。さてその名作『ピノッキオ』はイタリアの人々にとってどんな存在なのでしょうか。
アンケート項目
Q.1 『ピノッキオ』ってあなたにとってどんなお話?
Q.2 はじめて読んだのはいつごろ?
Q.3 感想や印象に残った場面は?
Q.4 (子供がいる場合)子供にピノッキオから感じてほしいことは?
ベリタリア
イタリア語・文化教室
Sabato Falconeさん
イタリア在住人形作家
Naoko Fortunatoさん
 
ベリタリア
イタリア語・文化教室
Sabato Falconeさん
Q.1 『ピノッキオ』ってあなたにとってどんなお話?
「ピノッキオはたんなる子供向けの童話ではなく、ものの善し悪しとその大切さを学ぶ最初のきっかけになったと思います。とても説得力がありましたよ」
Q.2 はじめて読んだのはいつごろ?
「忘れてしまいました。そのくらいピノッキオは身近なものなんです」
Q.3 感想や印象に残った場面は?
「正しい生き方やよい友人を持つことの大切さ、誰にたいしても誠実であることの重要さを教えられました。印象に残っているのは、ピノッキオがクジラのお腹からお父さんを助けた場面。あの勇気は忘れられません」
Q.4 (子供がいる場合)子供にピノッキオから感じてほしいことは?
「息子のアントニオが、このストーリーを正しく理解してくれるといいと思います。というのは、バランスがとれてはいますが、ピノッキオは「善」と「悪」の両方を持っていますからね」
Q.1 『ピノッキオ』ってあなたにとってどんなお話?
「イタリアでは、小さなうそを言ってごまかしたりすることを、手で鼻がぴゅーっと伸びるジェスチャーであらわすんですよ。イタリアのピノッキオは日本の金太郎さんか桃太郎さんか・・・というところなのでしょう。
イタリア人の主人に、理想の女性は?と訊くと、女優や歴史上の人物などではなくて、いつも“ピノッキオの女神さま”と答えるんです。さて、妻の私は、主人を含め5人もの“ピノッキオ”に囲まれて暮らしていますが、理想の女神様のようには、なかなかいきませんねぇ・・・」
Q.2 はじめて読んだのはいつごろ?
「幼稚園のころでした」
Q.3 感想や印象に残った場面は?
「ジュペットおじいさんは、どうして一人なんだろう?と思ったことを覚えています。日本の童話はおじいさんとおばあさんの二人が出てきますから。
ジュペットおじいさんは、イタリアでは“お父さん”と呼ばれるのに、日本ではおじいさんと呼ばれていたことを思い出し、年格好でおじいさんと決めるのは、おかしいなぁと、これはイタリアに来てからですが、思いましたね。もし子供も夫もいなくて、私が年をとってから、ピノッキオが家に来たら、おばあちゃん・・・とは呼ばせないです。やはりマンマと呼ばれたい。日本とイタリアの違いを感じました」
Q.4 (子供がいる場合)子供にピノッキオから感じてほしいことは?
「イタリアにいると、例えば宿題をせずに遊んでいたら『ロバになっちゃうよ!』といったような会話が日常茶飯事に出てきますので、学ぶところは、とても多いでしょう。と同時に、鶴の恩返しやかさ地蔵などの日本の童話が教える“心”も子供に教える必要性を感じます」
イタリア在住人形作家
Naoko Fortunatoさん

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