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| 電気自動車、ハイブリッドカーでなくても、クルマにとって電気は生命線。その電気系統が弱いのはイタ車だからしょうがない、と思っていた。ところが、発電量をロスなく使えるスグレモノがあると聞き、さっそくLove
Italy号で試してみた。 |
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数あるイタ車の宿命のなかでも、オーナー達が苦しむもののひとつに電気系統の弱さがある。電気の流れは、気候によっても影響を受ける。乾燥したヨーロッパと異なり、湿度の高い日本は空気中の水分が多い。電気は水分とくっつきやすいから、日本は放電と電気抵抗が起こりやすいことになる。つまり、イタリアの気候に合わせたクルマ作りでは、イタリア本国で期待される電気量が日本では十分に供給されない(オルタネーターで発電した電気量が100%エンジンに供給されていない)、ということだ。
また、お国柄と言うか、「見かけが良ければOK!」というイタリア的部品検品方式もあって、設計性能を十分に発揮している個体が少ないこともイタ車が電気系統に弱い、といわれる理由になっている。 |
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我らがLove Italy広報車 Alfa Romeo 164にも、さまざまなチャームポイントがある(「Love
Italy号が来た」参照)。もちろん、電気系統もそのひとつ。ところが、それを改良する手段があると聞いて、ぜひ試してみたくなった。
それが「ナノカーボンCB」(製造元:東洋ドライルーブ株式会社)という商品。簡単に説明すると、電気の接点となる金属表面には目に見えない細かい傷などの凹凸がある。それをナノ(1/10億m)の単位で修復し、接点の面積を大きくし、電気の通りを良くする、というものだ。直径15ナノメーターのクラスターダイヤモンドの粒子をスクワランオイルに混ぜ、フェルトスティックで少量を塗布するとすぐに効果が表れるという。 |
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そこで製造元である東洋ドライルーブ株式会社に、ナノ博士・臼井主任研究員を訪ねた。
「電気の通りが良くなるというより、電気の本来の力が発揮されるようになる、というほうが正確かもしれません」と見せてもらった容器は、高さわずか3.5cm。あっけにとられて「これですか?」と聞くと「これには0.2cc入っていまして、1cm幅で15mは塗れるんですよ」いうが、なんだか信じられない。
とりあえず、さっそく塗ってもらうことにした。エンジンの点火プラグヘッド、コネクター、ディストリビューター、バッテリー・ターミナル、バッテリー端子、ヒューズボックス、コイル等、塗布前に拭けるところはミクロの線維でできた高性能ワイパー(同梱)で汚れを拭き取り、「クラスターダイヤモンドを拡散させるため」に容器を振る。綿棒のようなフェルトスティックにナノカーボンCBを少量とり、薄く塗っていく。ものの数分の簡単な作業だ。そして塗布後。 |
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| ナノ博士がLove Italy号にナノカーボン塗布開始 |
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塗布前に「確認しておいてください」と言われたバッテリーゲージを見ると、確かに上がっているではないか。「発電した電気がもれなく供給されるようになるんです」と笑みがこぼれるナノ博士。ほかにも、加速が良くなった、ライトが明るくなった、ということを実感。
わずか0.2ccの中に含まれた15/10億mの威力。クルマだけでなくほかにも使えるということで、来月はまた新たな実験に挑戦する。 |
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| 塗布前の発電数は12Vを指していた |
が、一挙に13.5Vに! |
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| ナノカーボンCB ¥1,200 |
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| ナノ博士・臼井主任研究員(向かって右)と本社・桜井サブマネージャー |
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