ラテンなことわざ
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特別編
 
人生を楽しくするラテンなことわざに注目 ことわざを読み解けば、イタリア人の感覚や考え方が見えてくる!! 全7回連載!イタリア語を楽しもう
第3回 真実はワインの中にある
 VINO(発音:ヴィーノ)はワイン、VERITAS(発音:ヴェリタス)は真実という意味のラテン語で、お酒の席で交わされる会話こそが本音である、というのがことわざの意味。ラテン語ではあるものの、イタリア人もそれとは意識せずによく使う、生活にとけ込んだ表現だとか。「『ワイン』を使ったことわざって、本当にたくさんあるからね」とちょっと誇らしげな様子で教えてくれたのは、日本在住4年になるマリアーニさん。「日本で暮らすようになった今も、『IN VINO VERITAS』をよく思い出します。日本人は仕事上の込み入った話なども、お酒の席をセッティングして話すでしょ」と、このことわざをピックアップした理由を話してくれました。シャイな日本人特有のコミュニケーションスタイルかと思いきや、イタリアにもこんなことわざがあることに親近感を覚えます。短いフレーズですし、ぜひ覚えて使ってみてください。ワインを傾けながら、「IN VINO VERITAS」とイタリア人を前にひとこと言えたら、きっと親密度が増すに違いありません。
A: Luimolto Interessato al nostro progetto.
  ボスはあのプロジェクトにとっても乗り気だよ。
B: Davvero? Non mi sembrava cos felice durante la riunione.
 

ホント? 会議ではあまりいい顔してなかったじゃないか。

A: Abbiamo bevuto qualcosa Insieme leri sera. Mi ha detto che Il progetto sar un successo.
  昨日、一緒に飲んだんだよ。そしたら、あれは絶対うまくいくって言ってた。
B: Non ci posso credere.
 

ホントかなあ。

A: Si dice "IN VINO VERITAS", no? Continuiamo cos.
 

真実はワインの中にあるっていうじゃないか。がんばっていこうぜ。


 今回はもうひとつ、ワインにちなんだことわざを。先日某テレビ番組で、あの中田英寿選手が「ワインはよく召し上がりますか」というイタリア人のインタビューアーに答えて引用したことわざです。それは、「VINO ROSSO FA BUON SANGUE(ヴィーノ ロッソ ファ ブオン サングエ)」。直訳は、ワインはよい血をつくる。つまり、「ワインは健康にいいですから。(もちろんよく飲んでますよ)」と言ったところ。ことわざで返すあたり、やはり世界の中田、心憎い! こんなふうに使えると、ムム、できる、と思わせること請合いです。

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