ラテンなことわざ
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第7回
特別編
 
人生を楽しくするラテンなことわざに注目 ことわざを読み解けば、イタリア人の感覚や考え方が見えてくる!! 全7回連載!イタリア語を楽しもう
第1回 まさにマカロニの上のパルミジャーノだよ!
 このことわざ、絶妙のタイミングで物事が展開したり、人がやってきたときに使われるとか。その絶妙のタイミングを、ゆでたマカロニ(正確にはマッカーニ:はしっかり舌を丸めて発音。そうすると雰囲気がでます)の上にふりかけた香り高いパルミジャーノが、マカロニの熱でじんわりと溶けてからみあった、ちょうど食べ頃、まさに最高の味わいでいただける、その瞬間になぞらえているのです。これぞ「食こそ我が人生」のイタリアならではの表現と妙に感心してしまいました。このことわざを教えてくれたのは、日本在住6年のフランクッチさん。現在、語学の伝統校ベルリッツで、イタリア語を教えています。お話を伺っている間、彼の口の中はきっとその味を思い出していたのでしょう。あるいは、それをしばらく食していなかったせいかもしれません。「最高においしくなるタイミングがあるんだよ」と情熱的に語ってくれました。

イラスト ところで、この表現を日本人の感覚で置きかえるならば…。う〜ん、これはなかなか難しい。そうだっ、ごはんの上の塩昆布、なんてどうでしょう。たきたてごはんの熱気で、塩昆布の表面がやわらかくなって、こんぶのだしがごはんにしみる瞬間。それをハフハフいいながら、かみしめる。ごはんの甘みを塩昆布がひきたてて…。日本人ならわかるでしょ! なんだかさみしいかんじ!? そっそうですね。むりやり考えることもありませんでした。

 さて、この「マカロニの上のパルミジャーノ」、日常の会話の中ではこんな風に使うことができます。

ある語学学校での会話
A: Sono un po' stanco di insegnare qui in Italia, vorrei fare qualche esperienza in altri paesi. Stavo pensando di venire in Giappone...
  実は、イタリアで教えるのも少し退屈になってきてしまって。どこか別の国で経験を積みたいんです。日本なんていいかなと考えているんですが。
B: Cadi come il cacio sui maccheroni perche questol'anno dell'Italia in Giappone con molte opportunita di lavoro.
  それは、マカロニの上のパルミジャーノだ。今年、日本はイタリア年なんだよ。日本で仕事をするチャンスがたくさんあるはずだよ。
"COME IL CACIO SUI MACCHERONI"って、何だかとってもほのぼのする表現ですよね。
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