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60年代以降のイタリア映画は、フェリーニやアントニオーニ、そしてヴィスコンティの活躍をベースに、才能豊かな監督を多数輩出した時期でもあった。ピエロ・パオロ・パゾリーニ(『マンマ・ローマ』1962『奇跡の丘』1964他)、タヴィアーニ兄弟(『火刑台の男』1962『父/パードレ・パドローネ』1977他)、ベルナルド・ベルトルッチ(『革命前夜』1964『暗殺の森』1970他)、マルコ・ベロッキオ(『ポケットの中の握り拳』1965『肉体の悪魔』1986他)、エルマンノ・オノミ(『婚約者たち』1963『木靴の樹』1978他)といった作家が出現し、イタリア映画の世界をさらに深いものとした。
忘れてはならないのがイタリア製西部劇、マカロニ・ウエスタン(欧米ではスパゲッティ・ウエスタンと呼ばれている)だ。1961年の黒澤明『荒野の用心棒』に触発され制作したセルジョ・レオーネの『荒野の用心棒』(1964)は爆発的なヒットとなり、その後10年間で500本以上もの映画が制作されたといわれるほどの大ブームを引き起こした。マカロニ・ウエスタンは「イタリア映画のあだ花」などといわれもしたが、近年では再評価の向きもある。
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| セルジョ・レオーネ『続・夕陽のガンマン』(1966)。あまた制作されたマカロニ・ウエスタンの中でも、クリント・イーストウッド主演にエンニオ・モリコーネ音楽というゴールドコンビはスタンダードといえる。 |
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| グロテスク、ブラックユーモアといった枕詞がつくマルコ・フェッレーリの『男と5つの風船』(1964-68)。他の作品に『猿女』(1964)、『最後の晩餐』(1973)、『ありふれた狂気の物語』(1981)などがある。 |
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