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| ――今回注目すべき選手を3人ほどあげていただきたいのですが 「まずは、ディフェンダーのマルディーニです。今度のワールドカップで4度目の出場となり、キャプテンでもある彼は、この大会を最後に代表からの引退を表明しています。父親は、かつて代表の名選手でもあり名監督(前回フランス大会時の監督)でもありました。その父の下でもプレイするなど、世界でもトップクラスのサッカーエリートなんです。所属チームのミランでは数々のタイトルを獲得しているのですが、ワールドカップでは結果を出せていません。チームの精神的支柱であり、ワールドカップでの最後の勇姿は必見です。 次に攻撃陣ですが、デル・ピエロを挙げたいと思います。まずなんといっても日本でもハリウッドスター顔負けの写真集が発売されるなど美形で、女性ファンも多い点です。直接お会いした時に強く印象に残ったのが、あれだけのスター選手にもかかわらず、非常に誠実な人だということです。 肝心のプレイですが彼もマルディーニ同様、世界を代表する選手ですが不思議と代表では結果を出せていません。特にプレイスタイルなどからロベルト・バッジョの後継者といわれるが故に、何かと比較されてしまいます。そのため、得点できずに敗退すると真っ先に戦犯扱いされてきました。ただ、現在のコンディションはとても良く、所属チームのユヴェントスの逆転優勝にも貢献しました。今大会を機に、一気に世界ナンバーワンの称号を得る可能性も十分にあります。 そしてなんといってもトラパットーニ監督が、今回は彼のチームだと公言するトッティです。中田選手が以前所属していたローマで、ライバルといわれていた選手だというとサッカーに馴染みが薄い方でもお分かりでしょうか。日本では少し悪役のように紹介されていましたが、根は底抜けに明るくチームのムードメーカー的存在でもあります。年齢的にはまだ25歳と若いのですが、チームのカリスマとして活躍が期待できます。セリエAの後半で怪我をして心配されましたが、いまは完治して全く問題は無いとのことです。彼が活躍すればすなわちライバルとしてポジションを争った中田選手のすごさの証明にもなり、その意味でも注目してみると面白いのではないでしょうか」 |
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| ――岩本さんが個人的に注目する選手は誰ですか 「そうそうたるフォワード陣の中で地味なのですが、デルヴェッキオを挙げたいと思います。イタリアでは珍しくスター選手を支え、自己犠牲する兵卒のような選手なのです。そのため監督からの人望も厚く、絶えず代表に呼ばれています。フォワードにけが人が出たり、チームが苦しくなったときに出場し活躍する可能性は大です。 世界でもトップクラスのゴールキーパー、ブッフォンとトルドの正キーパーへの争いも注目です。日本でいう川口選手と楢崎選手との関係を思い浮かべてもらえると、わかりやすいでしょうか。 昨年の日本戦で得点を挙げ鮮烈なデビューをしたドーニや、笑顔が人気のカンナヴァーロなど今回のイタリアチームの選手は、出場国の中でも屈指の個性派集団です。自分なりのお気に入りの選手を見つけて、応援するのも楽しいかと思います」
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