Buono Buono!!
  普段は圧倒的に魚派の私ですが、イタリア滞在中は肉類もよく食べます。赤ワインの美味しいところには良いお肉あり。そしてそれぞれに個性ある料理法があります。自然の中で健康に育てられたものを美味しいワインと共に味わう。これ以上の幸せはありません。  
文・写真:村松 溶子

Maiale con Mozzarella all'Aceto Balsamico 豚肉とモッツァレッラのバルサミコ風味
お肉の中で、よく食べるのが豚肉。最近は安全で美味しい豚肉が手に入るようになりました。だんだん寒くなり、さっぱりしたものより少しコクがあるものを食べたくなる季節です。豚肉にモッツァレッラをはさみ、アチェート・バルサミコ風味で楽しみます。フライパン一つであっという間にでき上がります。
■ 材料(2人分)
豚肉(肩ロース等) 4〜5枚
フレッシュモッツァレッラ 1袋
アチェート・バルサミコ 小さじ2弱
EXオリーブオイル 少々
自然塩 適宜
黒胡椒(ひきたて) 適宜

■ 作り方
1: 豚肉を一枚ずつ広げてサランラップで包み、スリコギ棒などで叩いて薄くする。
2: 薄く叩いた豚肉の両面に軽く塩コショウし、半分に切っておく(豚肉のサイズは中にはさむモッツァレッラより大きくなるように)。
3: モッツァレッラは5mm程度にスライスする。
4: フライパンに薄くオリーブオイルを敷き火にかけ、フライパンが温まったら豚肉を入れて片面を焼く。
5: 焼けた面を上にしてモッツァレッラをのせ、その上にもう一枚の豚肉を焼けた面を下にしてのせる(豚肉でモッツァレッラをサンドする)。
6: フライ返しでひっくり返し、フタをしてモッツァレッラが少し溶け出す程度に焼く。
7: 6にアチェート・バルサミコを振り入れ、少し煮詰めて火からおろす。
8: 最後にもう一度軽くコショウをかけ、皿に盛る。
  簡単付け合わせ:
蕪の皮をむき櫛形に切る。鍋に入れひたひたの水を加え、茹でる。茹で上がったら(少し固めの方が美味しい)水を良く切り熱いうちに塩コショウ、オリーブオイルをかける。
 
■ ワンポイント
簡単な料理ほど素材の味が大切です。健康で美味しい豚肉を使ってください。今日使った豚肉は「東京X」*です。
ブドウ液を煮詰めたもの(モストコット)を原料として酢酸発酵させた、モデナ生まれのアチェート・バルサミコも比較的容易に入手できるイタリアの食材です。トマトとルーコラのサラダにかけたり、美味しいオリーブオイルと合わせてパンにつけたり。イタリアではイチゴにもかけるようです。気軽に使える価格のものから熟成25年の高級品まで!
モッツァレッラは水牛ではなく、牛乳で作られたもので十分です。国産では蔵王酪農センター**のものが一番美味しいように思います。
  ■ 入手先
*東京X http://allabout.co.jp/F/20021002/s/index_02.htm
**蔵王酪農センター http://www.zao-cheese.or.jp/
  次回の更新は12月13日(金)。クリスマスバージョンでお届けします。お楽しみに!
目で楽しむイタリア
  イタリアには楽しい手作り製品がいっぱい。ついつい買ってしまいます。そんな思い出の品を小さなお花と飾れば、食卓がますます愉快に!  
   
プロフィール
村松 溶子(むらまつ ようこ)
  毎年2週間ほどのバカンスをイタリア各地で過ごす。「食」へのこだわりは相当なもの。「Buono Buono」では、身近な食材で作れるシンプルなイタリア料理を中心に提案。

「グローバルに考えて
ローカルに生きる」
縁あって地球の日本に生まれ育ちました。だからこの国の伝統や文化を大切にしたい。縁あってイタリアと出会いました。だからイタリアのことも理解し身近に感じていたい。二つの国には食文化や手仕事にたくさんの共通点があるし精神的にわかりあえる部分も大きい。だからスローフード運動のようなものを通じて、一緒に少しでも世の中の軌道修正ができればと思っています。
 
   
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