Buono Buono!!
  日に日に秋が深まり、赤ワインが恋しい季節。モンテプルチャーノの町並みやバローロ村のブドウ畑が懐かしく思い出されます。カンティーナでの試飲はちゃんとしたグラスにたくさんついでくれます。あまりの気前の良さに泣く泣く断ることも。そんなときの、信じられないと言ったイタリア人の顔が忘れられません。ワインに関してはまだまだひよっこのようです(笑)  
文・写真:村松 溶子

Risotto con Funghi Secchi 干し椎茸のリゾット
家で赤ワインを飲みたいときに作るのがこれ。父がよく作ってくれた砂肝の生姜煮をもう少しワインに合うようにアレンジしたもの。冷蔵庫で保存(煮沸した瓶に入れ一週間程度)がきくので、多めに作り置きをしておきます。赤ワインだけでなくビールや日本酒にもよく合うので、ホームパーティのときにも大活躍の一品です。
■ 材料(4〜5人分)
鶏レバー 2パック(400g程度)
砂肝 2パック(350g程度)
ショウガ 約60g
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ3
赤ワイン 200cc
100cc

■ 作り方
1: 鶏レバーは流水でよく洗い血抜きする。砂肝もざっと洗う。レバーは白い脂部分や血の塊を、砂肝は緑の部分(固い皮)を除く。(下ごしらえがしてある場合は必要ありません。)
2: 鍋に湯を沸かし、レバーと砂肝を入れ、ふたたび沸騰したらいったんざるにあげる。
3: ざるにあげたレバーと砂肝を適当な大きさに切る。
4: ショウガはよく洗い、皮ごと薄くスライスする。
5: 3と4を鍋に入れ、水・しょう油・みりんを入れて火にかける。煮立ったら赤ワインを入れ沸騰させアルコール分をとばす。
6: 火を弱めの中火にし、落とし蓋をし、時々かき混ぜながら、水分が少し残る程度にまで煮込む。
  簡単付け合わせ:エリンギを適当な大きさに手で裂いて、網等で焼く。焼き上がったら塩・胡椒・オリーブオイル。バケットは適当な厚さに切り、おろしたパルミジャーノをのせオリーブオイルをまわしかけ、オーブントースターで3〜4分。焼き上がったら挽き立の黒胡椒をかけ、あればバジルの葉をのせる。
 
■ ワンポイント
鶏レバーと砂肝は元気で新鮮な地鶏のものを使いましょう。レバーの血の匂いが苦手な人はよく血抜きを。それも風味だと思う人は、数回洗えば十分。砂肝の食感が良いアクセントですが、レバーだけでもおいしくできます。
料理に使う赤ワインは酸味の少ないミディアムボディからフルボディがおすすめです。料理のためだけに開けるのはもったいないので、(かといってお料理用ワインではおいしくできない)飲むワインを少しお料理にまわすとよいでしょう。
しょう油とみりんの分量は目安です。好みで調整してください。ただし、少し濃いめの方が冷えてからもおいしいです。
基本調味料がワインと共に味の決め手です。私は「かめびし醤油」*を使っています。
  ■ 入手先
**かめびし醤油 http://www.sbf-net.co.jp/homepage/kamebishi/
オーガニック食材を扱っているショップや一部デパートにもあります。
  次回の更新は11月15日(金)。ワタリガニのパスタをお届けします。お楽しみに!
目で楽しむイタリア
  Aceto al Limoneの空き瓶にガーベラを挿して。イタリアから持ち帰る食材の瓶はとても素敵。花を無造作に一本入れるだけで絵になります。  
   
プロフィール
村松 溶子(むらまつ ようこ)
  毎年2週間ほどのバカンスをイタリア各地で過ごす。「食」へのこだわりは相当なもの。「Buono Buono」では、身近な食材で作れるシンプルなイタリア料理を中心に提案。

「グローバルに考えて
ローカルに生きる」
縁あって地球の日本に生まれ育ちました。だからこの国の伝統や文化を大切にしたい。縁あってイタリアと出会いました。だからイタリアのことも理解し身近に感じていたい。二つの国には食文化や手仕事にたくさんの共通点があるし精神的にわかりあえる部分も大きい。だからスローフード運動のようなものを通じて、一緒に少しでも世の中の軌道修正ができればと思っています。
 
   
フォンタナフレッダ
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