Buono Buono!!
  10月にしては汗ばむような日が続き、ふとシチリアを旅した日々を思い出しました。9月の終わりだというのに島はまだ夏。海はきらきらと輝き、空は抜けるように青い。坂の上に宿を取り、汗を流しながら階段を昇り降りし、顔見知りになった島の人と挨拶を交わす。大好きな魚介類を存分に楽しみ心からリラックスした滞在でした。またいつか訪れてみたい。シチリアは、その名を耳にしただけで心がざわめく、魅力あふれる場所です。  
文・写真:村松 溶子

Risotto con Funghi Secchi 干し椎茸のリゾット
今回は、シチリアで食べた料理の中でも特に印象の深かった「ウニのパスタ」を八戸名産の「塩うに」(新鮮なウニを甘塩で塩漬けしたもの。ミョウバン不使用)で作ります。シチリアで食べたものとは多少違いますが、ウニ本来の風味が生きた、おすすめの一品です。
■ 材料(2人分)
パスタ
(Spaghettini等)
180g〜200g
ウニの塩漬け 大さじ1弱
ニンニク
(みじん切り)
1/2〜1かけ
EXオリーブオイル 大さじ2
牛乳 100cc

■ 作り方
1: パスタはたっぷりの湯に塩を一つかみ入れ茹でる。
2: フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火で炒める。
3: ニンニクの香りが出たらいったん火を止め、ウニを入れて軽く混ぜ合わせる。ニンニクは絶対に焦がさないこと!
4: 3に牛乳を少しずつそそぎ入れ、木ヘラ等で混ぜ合わせ弱火で少し煮詰める。
5: アルデンテに茹でたパスタと4をよく混ぜ合わせて盛りつける。あればアサツキなどを少しちらす。
  簡単付け合わせ:里芋の皮をむき、1cm程度にスライスする。電子レンジであらかじめ柔らかくし(5分程度)、オリーブオイルを塗った耐熱容器に並べ塩・コショウし、ゴーダチーズやパルメジャーノ等の溶けるチーズをちらし、チーズに焦げ目がつくまでオーブントースターで焼く(7分程度)。
 
■ ワンポイント
オリーブオイルはシチリアの「ZEFILO」*を使いました。このオイルは魚介類の料理にとても合います。
塩うに**に塩味がついていますので、特に塩は必要ないと思いますが、ソースの味をみて足りないようなら自然塩を。「塩うに」は150g入りで@1,200円。送料別途でオーダー可能。冷凍保存なら一年は持つそうです。他からも出ていると思いますが、私は友人が送ってくれる喜多屋さんのものが気に入っています。
胡椒は食べるときにお好みで。
  ■ 入手先
**ZEFILO:山中油店 http://www.yoil.co.jp/shouhin2/index.html
**塩うに:喜多屋(有)青森県八戸市城下2-6-10 TEL: 0178-44-8150
  次回の更新は11月1日(金)。レバーの赤ワイン煮をお届けします。お楽しみに!
目で楽しむイタリア
  ガラスの器に盛り、海や空を思い出しながら。ランチョンマットには墨で「月」と「花」を書きました。思いついた字や模様で、既製品を自分だけのオリジナルに!  
   
   
プロフィール
村松 溶子(むらまつ ようこ)
  毎年2週間ほどのバカンスをイタリア各地で過ごす。「食」へのこだわりは相当なもの。「Buono Buono」では、身近な食材で作れるシンプルなイタリア料理を中心に提案。

「グローバルに考えて
ローカルに生きる」
縁あって地球の日本に生まれ育ちました。だからこの国の伝統や文化を大切にしたい。縁あってイタリアと出会いました。だからイタリアのことも理解し身近に感じていたい。二つの国には食文化や手仕事にたくさんの共通点があるし精神的にわかりあえる部分も大きい。だからスローフード運動のようなものを通じて、一緒に少しでも世の中の軌道修正ができればと思っています。
 
   
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