| 文:Roberto Bellini 訳:Orientalia |
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| 代表的な製造元のひとつTravaglino社の周辺 |
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オートレポー・パベーゼというワインの産地をご存知でしょうか。ミラノからは車で約1時間。ピエモンテとエミリアロマーニャの中央に位置し、ロンバルディア州の中では南側に広がる地域です。キャンティクラシッコのように有名ではないので知らない方も多いと思いますが、実は私が最も注目している産地の一つです。この地域は古くから「ANTICA
Piemonte(アンティカピエモンテ)」と呼ばれ、丘の連なる様子はランゲ(バローロの地域)の眺めにとても良く似ていて、トスカーナの景色をも思わせます。 |
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5Grappoliを受賞したワイン「Millesimato」が造られているカンティーナ。
手前ではボトルを手作業で回転させてスプマンテを造っています |
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ワインの味は、使われる品種と土地との相性に深い関係があるのをご存知ですか?オートレポー・パベーゼの粘土質、石灰質の土地は赤ワイン作りに最適です。というのは、これらの土壌で育ったボナルダ、ピノネーロで作られる赤ワインには、バルベラとよく似た味わいがあるからです。この地域では、かねてより赤の発泡酒が生産されていますが、最近ではビンの中で発酵させる「クラシック法」が用いられています。ピノネーロ、シャルドネなど有名品種が使用され、中でもボナルダを使ったものは、とてもフルーティな味わいです。白ワインには丘の上で栽培されているブドウが用いられていますが、それらはスプマンテとしても利用されています。ピノネーロは白ワインにも使われますが、その味はアルザス地方のリースリングを思わせるほどの素晴らしさです。 |
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| 「Barricaia」と呼ばれる木樽を寝かせておくところ |
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2004年度の5Grappoliに、この地のワイン"Travaglino Oltrepo'
Pavese Brut Classico"が選ばれました。かねてからオートレポー・パベーゼの素晴らしさを語り続けてきた私にとって、これは本当にうれしい驚きです。5Grappoliに選ばれたということは、イタリア国内でNo.1のスプマンテと認められたといっても過言ではないのですからね。これはますますこの産地から目が離せなくなってきました。 |
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Accademia Dei ViniはAIS(イタリアソムリエ協会)の協力により、日本の皆様にイタリアワインをより深く知っていただくために生まれました。イタリアから旬な情報、おすすめワイン、イベント情報など、ワイン初心者から愛好家まで幅広く楽しめる内容でお届けします。 |
| Accademia Dei Vini 代表 Roberto
Bellini |
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