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住宅手当の申請件数増加
トリノ郊外のカモラニョーラ市(住民数:約27,000人)の地元自治体で、住宅手当の申請者が急増している。月末に家賃を払えない人が増えており、2006-07年の申請件数は509と、前回の申請件数343(そのうち許可されたのは266件)の約5割増しになっているのだ。住宅手当の対象となるのは、税引き前の年収が11,117ユーロ以下で家賃が収入の14%以上、あるいは収入に占める家賃の率が24%を超える人で、市の審査を経て最終的には州から支給される。注目すべきは2006-07年の申請者の年収が、前年比で平均516.16ユーロ減少している点だ。政策担当のオッテンガ評議員は地域住民の貧困化を指摘、「カモラニョーラだけではなく、トリノ近隣の市町村はどこも似たような状況のはず。地域の問題というよりは全国規模の問題だ」と指摘する。申請者の急増で手当が行き渡らず、月々の手当はほんの数百ユーロにとどまる。州からだけでなく市からも手当を出せないか検討中だが、いずれにせよ手当だけでは問題の根本的解決にならないことは確かだ。
 

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協力 田村 恭子
川上 伴恵
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