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映画「マリオの生きる道」特別上映会
[2005/12/8 up]
12月6日と7日の両日、東京・千代田区のイタリア文化会館でアレッサンドロ・ダラートリ監督の映画「マリオの生きる道」の特別上映会が行われた。この10月、ガエ・アウレンティ設計の新しいビルの中に再オープンしたイタリア文化会館のホールのお披露目も兼ねて開催されたもので、関係者対象に開かれた6日にはマリオ・ボーヴァ駐日イタリア大使やアルバ・カリアRai Trade副社長などが出席。壇上にダラートリ監督を迎え、華やかに行われた。
上映後のトークショーで、ダラートリ監督は「ネオ・ネオリアリズモの時代などといわれるが、テレビという現実を伝える強大なメディアが登場した以上、映画は別の方向性を見出していかなければならない。それは現実の解釈であって、この映画ではイタリアが抱える普遍的な問題を扱った。私がこの映画を通して伝えたかったメッセージは“自分の才能、可能性を信じること”だ」と語った。映画では北イタリアの小さな町クレモナを舞台に主人公マリオの勤務先である市役所内や家族、友人間の人間関係を通して現代のイタリアの若者が抱える悩みや希望がコメディとして描かれている。そのためか、出来事のひとつひとつがより身近なものとして感じられ、自然と映画の中に引き込まれる。
「新しいイタリアコメディの時代が来た」と評価されるこの映画の一般公開は未定だが、ダラートリ監督の次回作を含め、今後のイタリア映画の上映が待ち望まれる。
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