3月8日から11日にかけて千葉市美浜区の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)でアジア・環太平洋地域最大の食品・飲料トレードショー、第30回国際食品・飲料展FOODEX JAPAN 2005が開催されました。30回目を迎える今年は世界75の国と地域から2000社を越す出展があり、来場者は会期中4日間で9万人を超す大盛況でした。
なかでもイタリア会場は昨年同様、海外市場での特産品販売促進のための州合同プロジェクトに参加する企業を含めて約250社が出展し、ブースの総面積は3,200平方メートル。海外の参加団体の中でも最大の展示スペースと出展者数を誇っていました。
会場を見て回って実感したのは「まだまだ日本に紹介されていない、イタリアのおいしいものはたくさんある」ということ。ひと口にハムといってもモルタデッラ、コッパなど様々な種類があり、同じ生ハムの中でも世界的に有名なパルマ産、まろやかな赤身が特徴のサンダニエーレ産など特徴の異なるものが紹介されていました。
イタリアワインへの注目度の高さからか、ワインのブースが多く見られたのも、ここ数年の傾向といえるでしょう。南北に長いイタリアはその土地ごとに土着のブドウ品種を持っていて、それぞれに特徴あるワインを楽しむことができます。今年は定評のある北イタリアやトスカーナのワイナリーの他にもシチリアなどの南イタリアのワイナリーも積極的にPR。試飲させていただいたところ、少し酸味を感じるものの、果実味がしっかりしていてシチリアの大地を思わせるようなものが多く、コストパフォーマンスの面でも注目が集まりそうな予感がしました。
共通して言えることは各ブースの担当者の方がとても熱心に商品を紹介してくれるということ。関係者が一同に集まるビジネスチャンスであることはもちろんですが、まずその前にイタリアの食文化を伝えたいという関係者の熱い思いを感じました。
今後、FOODEXを通して商談が決まった新しい食材が日本に紹介されることになります。イタリアで食べたあの味に日本で出会える日はそんなに遠くないもしれません。 |