FOOD エンターテイメント
エノテーカ・ピンキオーリ クッキングブック出版記念発表会
 
[2004/12/2up]
11月25日(木)東京都中央区銀座、エノテーカ・ピンキオーリでフィレンツェ本店のミシュラン三ツ星再獲得と、総料理長アニー・フェオルデ夫人のクッキングブック出版を記念する発表会が行われた。アニー夫人本人からの挨拶、さらには彼女の来日を記念するスペシャルディナーがビュッフェ形式で振舞われることもあり、会場には報道関係者の他に在日伊関係者や料理界関係者らが多く駆けつけた。

このクッキングブックは夫である同店オーナーのジョルジョ・ピンキオーリ氏と共に情熱を持ってメニューを作り出してきた彼女の35年の集大成だ。彼女は記者会見の中で、数あるレシピの中からトスカーナ地方の貧しい人々の食事であった『ピチ』を取り上げた。背筋をまっすぐ伸ばし、凛と立って説明する彼女の姿に、この料理を三ツ星レストランのメニューに昇華するまでの彼女のひらめきと努力、そして仕事に対する誇りが感じられた。彼女は自分の料理にフュージョンはないと断言する。「いろいろな文化が自分の中で自然に混ざり合い、一度風化したその土壌からメニューのアイディアが芽生えるのです」という。

歓談中は気さくに記者達の質問に答え、笑顔を絶やさなかった。名店エノテーカ・ピンキオーリのもてなしの原点を見たような気がする。クッキングブックはイタリア語版での出版となる。日本語版の出版を望む声が多く、現在検討中とのことである。


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