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REPORT 3 世界の首都、ローマ
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こんにちは!ローマについては結構詳しく知っているけれど、更にその秘密を探りたい、そんな皆さんへ。

私の名前はヴァレンティーナ。ローマ法王庁のお膝元であるヴァティカン市国にほど近い、ローマの中心街に生まれ育った「生粋のローマっ子」です。定例の日曜ミサでサン ピエトロ広場に集まった信者たちが高らかに歌い上げる賛美歌のコーラスや、オリンピックスタジアムの観客席を埋め尽くすサッカーファンの合唱する応援歌が響き渡る、そんな環境に育った私がこれからご紹介するのは「確かな筋の話」(!?)とでも言うべき、とっておきの観光情報で、世界の首都として知られるローマの真の姿をお伝えするものです。

ローマの芸術的・建築的至宝は、観光客のみならず、そこで27年間暮らしてきた私もとまどうほど膨大です。手っ取り早くローマの魅力に触れるには、まずは最古のローマ帝国時代の遺跡地区を訪れるのがよいでしょう。古代の城壁に埋まったローマ2千年の歴史が蘇り、目の前を走馬灯のように走り抜ける、そんな錯覚に陥るはずです。
ツアー始めにフォーロ ロマーノ遺跡地区を縦断するフォーリ インペリアーリ通りを歩くと、トラヤヌス帝の円柱、ウェスタ神殿、コンスタンティヌス帝やティトゥス帝の凱旋門といったローマ帝国時代の代表的な遺跡群に囲まれていることにふと気付くでしょう。そして、この通りの突き当たりには、最大の古代建造物であるコロッセオがそびえます。この円形闘技場を埋め尽くした人々の娯楽のために、剣闘競技で何千、何万もの人間や動物が惨殺されたという、かの有名な円形劇場です。
次に、ローマに行ったことのない人でも知っている有名な観光名所についてですが、まずローマのシンボルとして挙げられるのは、キリスト教最大の聖堂であるサンピエトロ大聖堂。そして、ローマでも有数の広場である、スペイン広場。毎年7月には、この広場からトリニタ ディ モンティ教会へと続く壮麗な階段でファッションショーが開催されます。さらに、嘘をつく人の手を噛むという伝説のある「真実の口」、コインを投げ入れるとローマに再び戻って来られるというトレヴィの泉などなど。いずれもローマ市民の数より世界中から訪れる観光客のほうが多いくらい人気のスポットです。

おいしいものに目がない方には、ローマの郷土料理がおすすめです。洗練されているとは言えませんが、間違いなくおいしいイタリア郷土料理の一つで、スパゲッティ カルボナーラ、ブカティーニ アマトリチャーナ、ペンネ アッラッビアータ、ローマ風ニョッキなどのプリモ ピアット(パスタ、リゾット等の主食)がなんと言ってもおすすめです。また、セコンド ピアット(メインディッシュ)もひけを取らず、代表的なものとしては、子羊の猟師風、トマトとミント風味のトリッパ(牛の胃袋)、オックステールシチューなどがあります。すべて、ローマ近郊、カステッリ ロマーニ産の白ワイン、フラスカーティ、モンテポルツィオ、マリーノ、アルバーノ、ラヌーヴィオ、ジェンツァーノ、ヴェッレートリなどとよく合います。フラスカーティまで足をのばし、町のどこかのトラットリアで、演奏家が飽くことなく奏でるローマ民謡に耳を傾けながら、パンとポルケッタ(子豚の丸焼き)とワインを堪能する、そんな楽しみ方はいかがでしょうか。ローマ独特の雰囲気を楽しみたければ、ローマ旧市街の中心、トラステヴェレ地区をおすすめします。この地区の住民は、自身を真のローマ人であると自負しています。前世紀まではその狭い小路に多くの工房がひしめき合い、貧しくとも賑やかな生活をしていました。今日ではローマ特有のレストランが軒を連ね、ローマの風習を知るには絶好の観光ポイントになっています。

さあ、皆さん。もしこのエッセイでローマの魔力をほんの少しでも感じていただけたのなら、ぜひ発見の旅にお出かけください。皆さんをローマでお待ちしています!
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イタリア語レッスン3 VOL.3
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本文:Valentina Marziali 訳:宮Tucci明子 写真提供:Valentina Marziali イラスト:Andrea Dentuto コーディネート:Andrea Dentuto、宮Tucci明子 文法事項監修:Cristina D'Auria、Andrea Dentuto、宮Tucci明子
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